人は何もしないでいると、年を重ねるごとに筋肉の量が減少していくといわれています。
筋肉の量が減ると、体力や代謝も低下していき、柔軟性もなくなってしまいます。
多くの方が自覚されているように、運動不足になりがちです。
運動不足と筋肉の減少によって血行が悪くなり、コリを感じるようになります。
ただでさえコリを感じやすい状態の体に、パソコン作業や家事、スマートフォンの使用など、同じ姿勢が続くと肩こりはひどくなります。
パソコンやスマートフォンの使用、家事などの姿勢は前かがみになりがちなので、体の前側は縮んで固まり、背中側は伸びたまま固まっています。
縮んで固まった筋肉はストレッチで伸ばしてあげると解消します。
背中側の伸びて固まった筋肉は、動かしてあげることで解消します。
今回は、そんな肩こりを解消するため、伸びて固まった筋肉をほぐす、簡単な体操をご紹介します。
まず、両手の指先を肩にのせます。
この時、ひじは体の前のほうにくるようにしてください。
そして、肩甲骨が動くのを意識しながら、ひじを前から上、横、下とゆっくり３秒ほどかけて回します。
この動きを１０回ほどして、慣れてきたら徐々に２０、３０と増やしてください。
慣れてきて５０回ほど回せるとより効果的です。
運動していない筋肉が使われるので、徐々に回数を増やすようにしてください。
日ごろ動かさない筋肉を動かすと、代謝をよくすることが期待できます。
そして、肩こりを解消すると脳への血流がよくなるので、頭をスッキリさせることにつながることでしょう。
肩が凝って凝って仕方がないという方は、鍼灸をお試しください。
鍼やお灸で凝り固まった筋肉をほぐし、動きをよくすることで、肩こりが解消されます。
そして、こまめに肩こり解消の体操を続けてると、頑固な肩こりとお別れすることができますよ。
鍼灸や体操で肩こりを解消して、頭をスッキリさせてくださいね。
