訪問鍼灸について

介護の一助となる訪問鍼灸のご案内

当鍼灸院では寝たきりの方、歩行が困難な方、介護者がいないと通院が困難な方に対し医療保険を利用した在宅ケアを行っております。

介護保険のサービスメニューの中には、鍼灸は入っていませんが、医療保険で鍼灸が可能です。

医療保険なので、介護保険利用者でも医療ケアとして受けられます。

往療料(出張費用)も含め全て医療保険が適用されます。

高い頻度での治療や長期的治療が必要な方も安心してご利用いただけます。

治療費(医療保険適用)

保険診療 医療保険

往診治療 週3~4回(12~16回/月) 3,000~5,000円/月

希望日数と医療保険の負担割合により変動いたします。

鍼灸を保険で行うには

以下のものが必要となります。

  • 同意書
  • 健康保険証
  • 印鑑

同意書は当院にあります。

当院で同意書を用意させて頂きます。

そして、保険医療機関(病院・診療所等)で医師に症状を話し診察してもい、同意書に必要事項を記入してもらって下さい。

主な対象疾患

脳血管障害の後遺症、パーキンソン病、大腿頚部骨折、変形性の腰椎症、膝関節症、腰や膝などの痛み、リウマチ、脊髄小脳変性症等の病気、骨粗鬆症による圧迫骨折で安静が必要、その他歩行に支障があり通院できない方が対象です。

介護に寄与する鍼灸の効能

自然治癒力の増大

これにより寝たきりで衰弱しているような高齢者の回復を促進させます。

疼痛の緩解

老化現象からくる関節の痛みに対して鍼灸をすることにより鎮痛効果があります。

高齢者は身体動作時の苦痛が和らぎ積極的に身体を動かせるようになり、行動範囲も広がります。

血液循環の促進

この働きにより褥創の治癒を早め、予防することも可能です。

胃腸の消化吸収機能の改善

寝たきりの高齢者は概して食欲がなく、胃腸の消化吸収が弱い為体力が衰え、その結果さらに寝たきり度が増すという悪循環に陥ります。

しかし、鍼灸をおこなうことでこの悪循環を断ち切ることが可能です。