自律神経を整え寝つきをよくする

暑い夜は、寝つきが悪くなりますよね。

体の中の温度が下がることで、眠りやすくなります。

だらか、気温が高くなると体温も高くなり、寝つきが悪くなりやすいのです。

そして、自律神経が乱れていても、寝つきは悪くなります。

活動的なときに働く交感神経とリラックスしているときに働く副交感神経が、バランスよく働くことで、眠りやすくなるのです。

ストレスを多く感じていると、就寝時も交感神経が働き続けるので、なかなか眠ることができません。

夏バテで自律神経が乱れていても同様に寝つきは悪くなります。

寝つきが悪いと感じている方に、寝る前に行う簡単なストレッチをご紹介します。

まず、最初に寝転んで全身の力を抜いてください。

そして、肩をぎゅっとすくめながら、かかとを押し出すように足を伸ばしてください。

10秒ほどしたら脱力して、これを2,3回繰り返します。

次に、両膝を抱えて10秒ほどキープします。

そして、左右にゆらゆら10回ほど揺らします。

最後に、腹式呼吸をしてリラックスします。

最初と同じように寝転んで全身の力を抜き、目を閉じて下腹部に手を当てます。

そして、ゆっくり大きく息を10秒ほどかけて吸い、15秒ほどかけて吐きます。

10回ほど繰り返しますが、眠くなってきたら回数は気にせず、寝てしまいましょう。

背中や首の筋肉をほぐすことで、自律神経の働きは安定してきます。

寝つきが悪かったり、夏バテ気味という方は、寝る前のストレッチをしながら、鍼灸もお試しください。

鍼灸は凝り固まった筋肉をほぐし、血流をよくしてくれる施術です。

鍼灸で、血流をよくして筋肉をほぐすと自律神経の働きも安定します。

まだまだ、暑い日は続きますので、鍼灸で夏を乗り切ってくださいね。