疲れやすいのは筋肉の減少?

なんだか最近、すぐに疲れると思ってる方は多いのではないでしょうか。

疲れにはいろいろな原因がありますが、筋肉の衰えも関係しています。

筋肉の衰えというと、高齢者を想像するかもしれませんが、もっと若い時期から徐々に起きているのです。

筋肉を鍛えるのは運動をする人だけがやればよくて、日常生活を問題なく過ごせてる自分には関係ないと思うかもしれませんね。

ところが、筋肉が弱くなると血流が悪くなって、むくみや冷えの原因となります。

このむくみや冷えが、体のだる重さや疲れに関係するのです。

弱った筋肉をほったらかしておくと、だんだん体を支えることができなくなります。

すると、さまざまな体の痛みにつながることになります。

中高年の方が、年を取ると体のあちこちに痛みがでるというのは、弱った筋肉を放置した結果ともいえるのです。

弱った筋肉は年を重ねると、痛みだけでなく、骨粗しょう症や認知症といった病気のリスクにもなるのです。

筋肉の衰えは外見にも悪影響を与えます。

筋肉が弱ると、基礎代謝が低下して脂肪の燃焼が悪くなり、太りやすくなります。

そして、ホルモンの分泌も低下するので、肌や髪のツヤやハリも損なわれやすくなります。

とはいっても急に筋トレをやろうという気分にはなりませんよね。

だから、階段を上り下りしたり、意識して歩く距離を増やしたりと日常生活で、体をしっかり動かしてください。

筋肉は使うと増えて、使わなければ減ります。

意識して筋肉を使ってあげると、疲れやすい体が、徐々に軽い体に変化しますよ。