運動の疲れは体の疲れで、デスクワークの疲れは脳の疲れだから、別物だと思ってませんか?
激しい筋トレは別ですが、運動した疲れとデスクワークの疲れは、脳の疲れだといわれています。
自律神経は、活動的にする交感神経と休息させる副交感神経があり、ほぼすべての体の活動をコントロールしています。
運動をすると交感神経が活発になり、脳が疲れたという指令を出して、休息を取るよう促します。
また、デスクワークでも集中して作業をすることにより、交感神経が活発になります。
運動と同じように、脳が疲れの指令を出して、休むように警告してくれるのです。
素直な体だと疲れを感じて、適度に休憩を取ることができます。
でも、意欲高かったりや達成感が強かったりすると、疲労を感じにくくなることがあります。
これが過労につながってしまうのです。
疲労を回復させるために、甘いものを食べたり、栄養剤を飲んだりするかもしれません。
ところが、脳の疲労を回復させるのは、甘いものを食べたり栄養剤を飲むよりも、睡眠がもっとも効果的です。
睡眠といっても、ダラダラ長時間寝るということではありません。
質の高い睡眠、つまり、朝起きた時にスッキリ目覚めるような睡眠が大切です。
朝、なかなかスッキリ起きることができないという方は、一度鍼灸をお試しください。
鍼灸は自律神経の働きを整え、睡眠の質を高めるお手伝いができる施術ですよ。