疲れた時の甘いものは、疲労が増える!?

疲れたから甘いものを食べて疲労回復させよう、という話を時々聞きます。

甘いものを食べると、疲れが取れるような感じがするかもしれません。

でも、甘いもので疲労回復させ続けると、かえって疲れやすい体になるおそれがあります。

チョコレートなどの甘いものを摂取すると、脳内にセロトニンというホルモンが増え、幸せな気分になり疲れが回復したように感じます。

とてもいいことのように思うのですが、甘いものに頼りすぎると、自力でセロトニンを増やすということが出来なくなってしまうのです。

セロトニンの原料は、アミノ酸のトリプトファンというものです。

アミノ酸を摂取せずに、甘いものでセロトニンを増やすと、原料となるアミノ酸が枯渇してしまうのです。

すると、常に甘いものを摂取しないと、イライラしたり、疲労感が慢性的になってしまいます。

そして、甘いものを過剰に摂取すると、メタボへの道に進むことにつながります。

疲れたとにおすすめなのは、チーズやナッツ、小魚のスナックなどのアミノ酸を摂れるものです。

ただ、肉体労働などで疲れた体には、すぐにエネルギーとして消費されるので、特に問題ないでしょう。

また、疲れを癒すために鍼灸もお手伝いできます。

なんだか疲れるなというときは、ぜひ、鍼灸もお試しくださいね。