足の衰えをゆるやかにするために

サンドウィッチマンという芸人さんがおられます。

そのお一人である、富澤さんという方が両膝に水がたまったというニュースがありました。

サンド富澤 激痛に耐え新CM撮影「両ヒザに水がたまっている」

高齢の方で要介護になる要因の中に、骨折や転倒・関節の病気というのがあげられます。

できるだけ予防しながら年を重ねていくと、長く自立して過ごすことができます。

高齢になってから、リハビリを頑張ることも大切ですが、若い間に心がけることで、変わってくるものです。

筋肉や骨量というのは、30歳前後から減り始めるといわれています。

年を重ねると、関節は弱くなってくるものです。

それに加えて、ウェイトが重い方だけでなく、筋肉が小さい方は、膝に負担がかかります。

膝の関節の負担を軽減させるには、足の筋肉を鍛えることが重要です。

足の筋肉を鍛えることで、膝の痛みを予防することができます。

筋肉の衰えというのは、年に2%ほどの割合で減少していくと考えられています。

また、骨量は20歳前後がピークとなり、女性は60代半ば、男性は80前後には骨粗しょう症と言われる傾向にあるようです。

骨量が減ると、骨折しやすく軽い転倒でも骨が折れてしまいます。

筋肉や骨量の減少というのは生活習慣を見直すことで、ゆるやかにすることができます。

だから、若いうちから対策することで、大きな減少を防ぐことができるのです。

筋肉量を増やすには、運動が欠かせません。

骨を強くするには、食事でカルシウム、ビタミンD・Kを摂取し、程よく太陽の光を浴び、適度な運動をすることです。

足の衰えを予防する運動をご紹介します。

まず、足を肩幅に開いて立ちます。

そして、3秒ほどかけて膝が45度くらいになるまで曲げながら、腰を落としていきます。

1秒ほどキープしたら、3秒ほどかけて膝を戻していきます。

このとき、完全に伸ばし切るのではなく、軽く曲がる程度まで戻します。

これを10~20回ほど筋力体力に合わせて行ってください。

また、すでに膝の痛みがあるという方は、鍼灸をお試しください。

鍼灸で、膝の痛みを緩和させることができるんですよ。

鍼灸で膝の痛みを緩和させ、生活習慣を見直すことで、足の衰えを予防してくださいね。