お尻を鍛えて膝の痛み予防

膝が痛いと、膝の周りが悪いのかと思いがちです。

でも、膝の周りだけでなく、お尻の筋肉が弱ることも、膝の痛みに関係してくるんですよ。

骨盤あたりから、太ももの横の上の出っ張った骨あたりにかけて、付いている中殿筋というものがあります。

中殿筋は、骨盤を左右に傾けさせないように支えてくれます。

この筋肉が弱ると骨盤が傾いて、膝に負担をかけてしまい、膝の痛みとなるのです。

そこで、今日は中殿筋を鍛える運動をご紹介します。

まず、横になって寝転び、下になった足の股関節と膝を曲げ、上になった足をまっすぐ伸ばします。

次に、上になった足を30cmほどあげ、5秒ほどキープして、ゆっくり下ろします。

これを20回繰り返し、反対も同じように行います。

筋力をつけるには、上にあげたときしっかり静止して、ゆっくり下ろすことが大切です。

20回楽にできるようになったら、キープしていた時間を5秒から10秒へと長くして、回数を15回ほどに減らしてください。

キープする時間と回数で負荷は変えられるので、楽にできるようになったら、変えながら続けることが、筋力アップにつながります。

また、鍼灸も膝の痛みを緩和させるお手伝いができます。

膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ、鍼灸もお試しくださいね。