秋だからこそむくみ対策

暑い夏が過ぎ、これからは気温が徐々に低下していきますよね。

そんなときに、足のむくみで悩む方が多くなります。

気温が低下すると、冷えによって血液の循環が悪くなり、足のむくみにつながるのです。

むくみは、血管から出た余分な水分が皮下組織にたまることによって起こります。

血管から出る水分は、酸素や栄養素を運んだり、二酸化炭素などを回収したりしています。

ところが、血液の循環がわるくなると、細胞の間にたまってしまい、むくみとなるのです。

むくみが一番起こりやすい場所は足です。

足は心臓から遠く、重力の影響で余分な水分がたまりやすい場所だからです。

体が冷えると、血行が悪くなり、血行が悪くなると、体が熱を作りにくくなります。

すると、冷えはさらに進行して、血行が悪くなるという悪循環が起こります。

むくみを解消するには、体を温める生活習慣が欠かせません。

むくみを解消させるには、ドライヤーを利用するといいでしょう。

足の内くるぶしから指三本ほど上に、三陰交(さんいんこう)というツボがあります。

そこに、ドライヤーで1~2分ほど温風を当ててみてください。

また、お風呂は38~40度ほどで10分ほど浸かると、体が温まり血流がよくなります。

そして、冷えの対策だけでなく、日常の姿勢も重要です。

座りっぱなしや立ちっぱなしで、長時間同じ姿勢で動かないでいると、血液の循環は悪くなり、足のむくみはひどくなります。

座り仕事なら、時々立ち上がって動くようにしてください。

立ち仕事なら、時々足の指を動かしたり、足首を回したり、かかとの上げ下げをしてみてください。

むくみでお悩みの方は、鍼灸をお試しください。

鍼やお灸をすることによって、全身の血行がよくなりますよ。