春の冷え

「三寒四温」って、この時期によく聞くのですが、もともとは、中国の東北部や朝鮮半島北部の冬の気候に由来する言葉なんですね。

日本の冬で、3日間寒い日が続いたあと、4日間暖かい日が続くということはほとんどないようです。

でも、今の時期は低気圧と高気圧が交互にやってくるので、周期的に寒くなったあと暖かくなることが多くなります。

だから、寒暖の変化がある春先に使われるようになったんですね。

この時期は、寒い日と暖かい日が交互にやってくるので、自律神経の働きが寒暖差に対応できなくなることがあります。

すると、冷えでお困りの方は冷えが悪化しやすくなるんです。

冷えというのは、血流を悪くするだけでなく、リンパや水分の流れも悪くするので、むくみやすくもなります。

春の冷え対策には、気温の変化にうまく対応しながら、下半身の筋力をしっかり使ってあげることです。

下半身の筋肉を使うと、筋肉がポンプのように働いて、血液・水分・リンパの流れがよくなります。

すると、むくみの改善につながります。

下半身の筋肉を使うのに最適な運動は、歩くこと!

それも単に歩くだけでなく、少しだけ負荷をかけるようにするといいですよ。

たとえば、誰かと話しながら歩くとか、少し歩幅を広げてみるとか。

スタスタ歩くことは、脳の活性化にもいいといわれています。

むくみ解消には鍼灸も効果的なんです。

体験されたことがない方は、一度お試しになってはいかがでしょうか?