足のむくみでお悩みの方は多いかもしれません。
一日の終わりにむくむくらいなら、問題ないといわれても、むくみは気になりますよね。
デスクワークで長時間座りっぱなしだったり、立ちっぱなしだったりすると、足がむくみやすくなります。
これは、重力の影響で血液や水分が溜まりやすく、むくみとなるのです。
このむくみを解消するために、足の筋肉が必要になります。
重力に逆らって、血液や水分を上に押し上げるには、足の筋肉が伸びたり縮んだりを繰り返さなければなりません。
筋肉が伸びたり縮んだりすることで、血管やリンパ管を圧迫し、血液や水分を押し出すのです。
つまり、足の筋肉がポンプのような役割をしてくれているのです。
足の筋力が弱いと、ポンプが機能しないため、血液や水分を押し抱くことができず、足のむくみとなります。
足のむくみが気になる方は、横になって、足を上げたり、マッサージなどでむくみを解消しようとするでしょう。
足を上げたり、マッサージでむくみを解消するのもよいですが、簡単な運動で解消する方法もあります。
足のむくみを解消する運動をご紹介します。
まず、腰幅くらい足を軽く開いてまっすぐ立ちます。
次に、膝やつま先は正面になるようにして、右足を2歩ほど前にだします。
そして、右足の膝がつま先より出ないよう注意しながら、膝が90°くらいになるよう、体を下げていきます。
この状態で5秒ほどキープして、元の位置にもどります。
その後は、リズミカルに右足を出して、元の位置に戻る運動を5回ほど繰り返し、左も同じようにします。
また、鍼灸は足のむくみを解消することにも役に立つ施術です。
鍼やお灸で足の筋肉だけでなく、全身の血流をよくすることで、循環がよくなります。
むくみでお悩みの方は、この運動と合わせて、鍼灸もお試しください。