腰痛やぽっこりお腹は反り腰のせい?

慢性的な腰痛やぽっこりお腹で、お悩みではありませんか?

その腰痛やぽっこりお腹は、反り腰が関係しているかもしれません。

反り腰というのは、骨盤が前に傾いて、腰痛などの体の不調やぽっこりお腹のようなスタイルの崩れを起こしてしまいます。

本来、骨盤はまっすぐになっており、背骨はゆるやかなS字を描いています。

ところが、反り腰になると骨盤が前傾して、腰の背骨付近がお腹のほうに極端にカーブした状態になるので、腰が反ってしまいます。

すると、下腹部が前に押し出されて、お尻が後ろに突き出された状態になり、ぽっこりお腹が出来上がるのです。

反り腰はぽっこりお腹だけじゃなく、反った状態は腰に負担がかかるため、腰痛になってしまい、ひどくなると椎間板ヘルニアになることがあります。

腰痛だけじゃなく、骨盤が前に傾いた状態は股関節の前が圧迫され、血液の循環が悪くなり、足の冷えやむくみにつながります。

反り腰を確認するには、壁に頭と背中、お尻をぴったりくっつけた状態で立ってみてください。

壁と腰の間にこぶしがすっと入る感じなら反り腰になっているといえるでしょう。

反り腰は、腹筋の筋力が低下していることで起こります。

腹筋が弱いと骨盤をまっすぐの位置で保つことが難しくなり、腰を反らせた状態で上半身を支えるようになります。

また、猫背の方が姿勢をよく見せようとして、腰だけを前に反らせて反り腰になることもあります。

反り腰を改善させるには簡単な筋トレとストレッチが有効です。

まず、まっすぐ立ち足を肩幅に広げ、お尻を後ろに突き出すような感じで、ゆっくりしゃがみます。

できるだけ深くしゃがんだら、元の姿勢に戻ります。

このスクワットを5回3セット行ってください。

この時、膝がつま先より前にでないように気を付けてください。

次に、腹筋ですが、意識してお腹をへこませるようにしてください。

そして、ストレッチです。

三角座りをして、足裏をつかみ胸を膝につけたまま、かかをを押し出すような感じで、膝をゆっくりのばしていきます。

この時頭を下げると、背中の筋肉も伸びるてきます。

体が硬くて足がまっすぐに伸びなくても、太ももの裏と背中の筋肉が伸びているのを感じていれば大丈夫ですよ。

毎日、コツコツ続けて反り腰が改善してくださいね。