二日酔いを緩和させるツボ

忘年会やクリスマス、新年会と年末年始は、飲酒が増える時期ですよね。

楽し過ぎてつい飲み過ぎたなんてことを思い出します。

飲酒すれば、誰もが多少は酔うものです。

中には酔っぱらいすぎて寝込むという方もいるでしょう。

ただ、気を付けていただきたいのが、急性アルコール中毒です。

酔っ払い過ぎて恥ずかしいだけならいいのですが、最悪のケースだと死亡の可能性もあります。

急性アルコール中毒というのは、アルコールが体内に入ることで、意識や知覚、感情、行動などが変化した状態のことをいいます。

医学的な定義だと、単なる酔いも 急性アルコール中毒に含まれるのです。

でも、一般的にはアルコールが過剰に体内に入り、危険な状態になることを指すことが多いですよね。

次の3つの兆候があれば救急車を手配するようにしてください。

  • 突然大人しくなって、呼びかけに反応しなくなった
  • 泥酔して体が冷たくなっている
  • 意識がない状態で大量の嘔吐がある

意識がはっきりしていないときに、酔いを醒まさせようと無理に水を飲ませないでください。

水を誤嚥して窒息してしまう危険があります。

また、意識がない状態で仰向けで寝かせていると、嘔吐したものが喉に詰まる危険があります。

上側の膝を90度ほど前に出して体を横向きにして、下あごを前に出し口元は下を向くような「回復体位」にしてください。

急性アルコール中毒を予防するには、飲み過ぎないことです。

当たり前のことですが、楽しい席ではつい忘れてしまいものです。

体調や自分の適量を知り、短時間でたくさんの飲酒をしなければ、急性アルコール中毒は予防できます。

飲酒をすると二日酔いで辛い日があるかもしれません。

そんな時は、ツボを使って緩和させてみてください。

二日酔いの症状はいろいろありますよね。

簡単な症状別でツボの一例をご紹介します。

まずは頭痛。

天柱(てんちゅう)・・・首の後ろの髪の毛の生え際で、頸椎のわきにあるくぼみのあたり。

次に吐き気。

内関(ないかん)・・・手首のしわの真ん中から、指3本ほど肘のほうへむかったあたり。

そして倦怠感。

照海(しょうかい)・・・内側のくるぶしの先から親指1本ほど下あたり。

当たり前のことではありますが、お酒は飲み過ぎないよう心がけ、料理や会話も楽しみながら、楽しい時間を過ごしたいものですね。