寝たきりにならないためには、まず自分の足でしっかり歩くことが大切です。
足腰が衰えてくると、歩くときに足が思うように上がらず、歩幅が狭くなります。
すると、ちょこちょこした感じの歩き方になります。
この歩き方は高齢者によくみられるのですが、気が付かないだけで若年層でも見かけることがあります。
ちょこちょこ歩きにならないよう足腰の筋肉を鍛えることも大切ですが、忘れてはいけないのが、股関節の柔軟性です。
股関節は、太ももの骨の上が丸く球状になっていて、骨盤の窪んだところに入り込むような形で、構成されています。
この関節が滑らかに動くことで、下半身の動きがよくなり、足腰の力が保たれるのです。
股関節の柔軟性を高めるストレッチをご紹介します。
まず、リラックスした状態で仰向けになります。
次に、右ひざを曲げてできるだけ開き、4の字になるような感じで、右の足裏を伸ばしたままの左足の膝辺りにつけます。
そして、息を止めないで10秒ほどキープしてください。
反対も同じようにします。
最後に、両膝を曲げ、左右の足の裏をつけて、股関節を伸ばし10秒ほどキープしてください。
いつまでも自分の足で歩けるよう、股関節の柔軟性を高めましょう。