内臓脂肪を落とすには

いつまでも元気に過ごすには、バランスの取れた食事と適度な運動、休憩が大切です。

食欲が増すこの時期。

食べ過ぎて、内臓脂肪が気になる方も多いのでは?

内臓脂肪というのは、胃や腸に直接脂肪が付くのではなく、内臓を固定する腸間膜(ちょうかんまく)という場所に脂肪が蓄積されます。

この脂肪が増えてくると、ポッコリお腹が出来上がるのです。

内臓脂肪というのは、食べ物を摂取したエネルギーが余ると、一時的に蓄積されたものです。

これが増えすぎると、糖尿病や動脈硬化などにつながるのです。

内臓脂肪による肥満は男性のほうがなりやすいといわれていますが、加齢で女性ホルモンが減少すると、女性も内臓脂肪がつきやすくなるともいわれています。

内臓脂肪を減らすには、食事に気を配ることが大切です。

とはいっても、無理な食事制限をする必要はありません。

普通にバランスのよい和食を、朝昼晩と食べるといいんですよ。

もちろん、世間にはいっぱい美味しいものがあるのに、毎回和食ばかりというのも辛いですよね。

時には食べ過ぎることがあるかもしれません。

だから、時々食べたいものを飲みたいものをおいしく摂取しても大丈夫です。

ただ、食べ過ぎた翌日に運動をして、エネルギーを消費するようにしてください。

すると、脂肪をためるのを防ぐことにつながるのです。

そして、運動不足の方は筋肉量が少ないと考えられるので、簡単な筋トレを習慣にすると、基礎代謝が上がり、エネルギーを消費しやすい体質に変わっていきます。

内臓脂肪を減らすことが目的なら、10~15分程度の筋トレを毎日行うよう習慣にしてください。

特に下半身の筋トレを中心に行うと、効率よく内臓脂肪を減らしてくれますよ。