加齢でお酒が弱くなる

お酒を飲まない方には、全く関係ありませんが、飲む方は年を重ねるごとにお酒が弱くなってる気がしませんか?

それはどうしても仕方がないことなんです。

年をとると肝臓の機能が落ちてしまい、アルコールを分解する力が弱くなります。

アルコールを分解する能力が落ちると、若いときと同じ量のお酒を飲むと、血中のアルコール濃度が高くなります。

すると、昔は大丈夫だったお酒の量でも、次の日に残ってしまうようになるのです。

そして、年を重ねると体の中の水分量が減少してしまいます。

お酒を飲むと、体の中にアルコールが溶け込みます。

しかし、体の水分量が少ないと、アルコールの濃度が高くなってしまうのです。

さらに、お酒を飲むと利尿作用が働き、尿量が増えてしまいます。

すると、体内の水分が排出されてしまいます。

もともと、体内の水分量が少ないのに、体外に水分を排出すると、アルコール濃度はさらに高くなってしまいます。

これから忘年会、新年会とお酒を飲む機会が増えると思います。

お酒を楽しく飲むために、年を重ねるごとにお酒の量も調節してくださいね。