筋肉の太さは同じようでも、年を重ねるごとに質が低下していることがあります。
筋肉の質が低下するのには、運動不足により筋肉の構成が変化するからです。
階段の上り下りがしんどいとか、ちょっと走ると疲れるといったことありますよね。
運動不足の人は筋肉が小さくなって量が減ったから疲れるんだと思うかもしれません。
でも、そんなに筋肉が減っていないのに運動機能の低下を感じる人もいるかと思います。
そんな方は、筋肉の質が低下していると考えてよいでしょう。
簡単な筋肉の質の低下のチェック方法をご紹介します。
まず、高さ40センチほどの椅子に腕を前に組んで、片足をあげて浅く腰掛けます。
次に、反動をつけずにあげていないほうの足で立ち上がってみてください。
左右両方立ち上がることができれば、問題ありません。
左右どちらかができなければ、筋肉の質の低下が始まっているかもしれません。
筋肉の質の低下を予防するには、やはり運動をしなければなりません。
運動をするにしても、少しだけしんどいかなと感じるくらいのものがよいでしょう。
高齢の方は椅子の背もたれにつかまりながら、屈伸をしてみてください。
もう少し若い方なら、日々できるだけ階段を使ってみてくださいね。
運動をして疲れたら、ぜひ鍼灸で疲労回復をしてみてください。