腰が痛いという高齢者の多くは、腰を曲げて歩いています。
そして、年を取ったから腰が曲がるようになったと言われます。
確かに、年を取ると筋肉が衰えてきます。
年だから仕方がないとあきらめてしまえば、辛い腰痛とともに過ごさなければなりません。
でも、ちょっとしたトレーニングで、腰が曲がるのを防ぐことができ、腰痛予防になるなら、やってみたくなりませんか?
それでは、とっても簡単なストレッチをご紹介します。
まず、椅子に浅く座り、片足を前に伸ばし、かかとを床につけます。
このとき、背筋は伸ばすようにしてください。
次に、上半身を前に倒して、足を伸ばしている方と同じ手で、足先を持つようにします。
足先を持てない方は、持つつもりで膝を曲げないようにしてください。
足先を持てる方は、足裏を反らせるようにしてください。
太ももの裏が心地よい感じで伸びるような状態で、20秒ほどキープします。
キープしている時は、呼吸を止めないように心がけてください。
反対の足も同じようにしてくださいね。
太ももの裏の筋肉の柔軟性が高まると、腰痛予防につながり、階段の昇り降りも楽になってきます。
また、鍼灸も腰痛予防や姿勢の改善に役立つ施術です。
ストレッチとともに、鍼灸もお試しください。