腰痛の中には、原因がはっきりわからない状態で、長期間続くものがあります。
体には特に問題が無くても、精神的なストレスや強い不安があると、痛みを感じることがあります。
痛みというのは、「侵害受容性疼痛」「神経障害性疼痛」「心因性疼痛」の3つに分けられます。
侵害受容性疼痛は、切り傷など体に刺激を受けて感じるものです。
神経障害性疼痛は、神経に障害を受けて感じるものです。
そして、心因性疼痛が、体に異常はないけれど、ストレスや不安によって感じる痛みとなります。
つまり、原因不明の腰痛には、心因性の腰痛があるといえます。
この姿勢で腰が痛くなると思いこむことで腰痛を感じたり、腰痛に対して不安や恐怖を感じることで、痛みを強くしてしまったりするのです。
そんな腰痛を治すには、考え方を変てストレスを減らしたり、少しずつできることを増やして自信を持つようにしていくことです。
ただ、注意していただきたいことは、痛いのは気のせいだと、単純に考えないことです。
心因性の痛みだといっても、痛いものは痛いのです。
だから、鍼灸を利用してみてください。
鍼灸には心の痛みを和らげるお手伝いもできるんですよ。