血流が悪いと不調が・・・

血液は酸素や栄養を体全体に運搬する仕事があります。

また、老廃物を回収したり、免疫細胞を必要なところへ届けるといった役目もあります。

血流が悪くなると、体のさまざまなところへ、酸素や栄養が十分に届けることができなくなります。

すると、熱を作る力が弱くなり体温が低くなり、血液の温度も下がってドロドロになり、血管も収縮して、さらに血流が悪くなります。

このような状態になると、体は不調を感じたり、病気を引き起こすことになります。

肩こりや腰痛で辛い方は、血流が悪くなっています。

肩こりや腰痛も辛いですが、血流が悪いと、動脈硬化によって心臓の病気や脳卒中などにもなることがあるので、注意しなければなりません。

肩こりや腰痛だけでなく、目の下にクマができやすかったり、足がむくみやすいというのは、血流が悪いというサインです。

血流が悪くなっている方は、40度前後のお風呂にゆっくり浸かることを習慣にしてください。

そして、適度な筋トレで筋肉をつけることも大切です。

筋肉は血液を循環させるためのポンプにもなるし、熱を作ってくれる役目もあります。

筋トレをするからといって、ジムに通う必要はありません。

階段をつかったり、少し歩幅を広げで歩くスピードをあげたり、軽くスクワットをしたり、と日常生活で少しだけ負荷をかけてあげるといいですよ。

また、血液をドロドロにしないよう脂っこいものを摂りすぎたりしないよう、食事も気を付けてください。

そして、鍼灸も血液の循環をよくするお手伝いができます。

コリがあるところに鍼をしたり、冷える場所にお灸をしたりと全身に鍼灸の施術をすると、血流がよくなります。

さらに、鍼灸だけでなくよもぎ蒸しで体を温めてあげると、より血の巡りがよくなります。

なんとなく不調を感じている方は、鍼灸やよもぎ蒸しを試してみてくださいね。