ぎっくり腰と判断する前に

腰痛はよくある症状のひとつです。

腰痛には、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどで、腰が痛くなることがあります。

ところが、同じ腰痛や背中の痛みでも、様々な臓器の病気が原因で起こることがあります。

腰痛だと思い込んだために、治療が遅れて大変なことにある場合があります。

では、どのようにして内臓の病気のサインであるかを見分けたらいいのでしょうか。

姿勢を変えると、痛み方が変わるかどうかで見分けることができます。

ぎっくり腰の場合、前かがみになると痛みが和らぐことがあります。

また、関節が影響している腰痛のとき、体を反らすと痛みを感じることがあります。

このように、体をひねったり、かがんだり、反らしたりすることで、腰痛の痛みが変化するときは、腰の筋肉や関節のトラブルだと考えられます。

ところが、どんな姿勢をしても、痛みが全く変化しないときは、内臓の病気が関係してるかもしれません。

ただ、腰痛や背中の痛みだけで、どこの病気かを判断するのは、難しいことです。

姿勢を変えても腰痛や背中の痛みが変化しないとき、それが急に起こり、しかも激痛であれば、緊急事態だと考えられます。

心筋梗塞や大動脈解離といった病気は、胸やお腹の激しい痛みを訴えるものですが、背中から腰にかけても激痛が起こることがあります。

このような病気は一刻を争うものなので、ぎっくり腰だと勝手に判断せず、すぐに救急車を呼ぶようにしてください。

病院で検査などをして診てもらった結果、ぎっくり腰や腰痛だと分かれば、鍼灸をお試しください。

ぎっくり腰や腰痛なら、鍼灸は痛みを和らげることができます。

ぎっくり腰や腰痛でお悩みの方は、ぜひ、鍼灸をお試しください。