肩をほぐして腰痛予防

いろいろなところで、大掃除のお話を聞くような時期になりました。

大掃除をはじめていたり、終わったりしましたか?

さて、なぜ肩をほぐすことが腰痛予防になるのか疑問に思われたかもしれませんね。

大掃除などでは、高いところや手を伸ばしたときに、肩だけでなく腰を痛めることがあります。

肩がスムーズに動かないと、それをカバーするために体を反らせてしまいます。

すると、腰を痛めてしまうのです。

肩を滑らかに動かすための運動をご紹介しますね。

まず、脇を締める感じでひじを曲げます。

このとき、指を伸ばして手のひらを胸に向けます。

そして、左右交互に10回ほど、片腕ずつ上げられるところまで腕を伸ばします。

次に、胸の前で手のひらを合わせます。

ひじを横に張り、両方の手のひらを10秒ほど押し合います。

最後に、手首を90度くらいに反らせて、ひじを曲げます。

手首の角度を維持したまま、左右交互に10回ほど、反対側の斜め上に押し上げます。

このような運動をすることで、肩の関節が滑らかに動くようになり、腰への負担は軽減できます。

でも、掃除をする際は、限界まで伸ばしきらず、脚立などを利用して楽な姿勢でできるよう心掛けてくださいね。

もし、掃除などで肩腰を痛めてしまったら、鍼灸を利用してみてくださいね。