飲む方にとっては、クリスマスや忘年会、新年会など何かとアルコールを摂取する機会が増えますよね。
飲酒後のお風呂は、体によくないというお話は、すでにご存じかもしれません。
でも、特にひどい経験をしたことがない方は、気にせずお風呂に入ってることでしょう。
中には、お風呂でアルコールを抜くとか、露天風呂に浸かりながら一杯やりたい!なんて思うかも。
でも、お風呂でアルコールは抜けることはありませんし、飲みながら浸かるなんていうのは危険です。
飲酒後のお風呂が危険なのは、ヒートショックと関係があります。
ヒートショックというのは、急激な温度変化により、血圧の変動が起こり、体に負担がかかることです。
寒い時期の入浴や飲酒後の入浴は、血圧の変動が激しくなり、体の負担は大きくなります。
アルコールを摂取すると、代謝によってできるアセトアルデヒドというものが、血液の中に増えます。
すると血管が広がり、血圧が下がります。
その状態でお風呂に入ると、血圧の変化の幅が広くなり、体に負担がかかり危険が高まります。
さっぱりして寝たいという方は、湯船につからずぬるめのシャワーをするといいでしょう。
ぬるめのシャワーは体への負担が軽くなります。
お風呂に入るのは、アルコールが抜けた後にすることが、危険を回避することにつながります。