ストレスと心の疲労

いろいろと制限しなければいけない日々が続いてると、ストレスが溜まりますよね。

悪者扱いされるストレスですが、悪いストレスばかりではありません。

心地よい緊張感や目標というのは、よいストレスだといえます。

よいストレスは、意欲や向上心といった、生きていくうえで必要なものなのです。

そして、一般的にストレスといわれるのが悪いストレス。

不安や恐怖・悲しみ・苦痛などで生活の質を低下させてしまうもの。

過度な悪いストレスによって、心を疲れさせ、体調を崩すことにつながります。

心が疲れると、自律神経のバランスが崩れ、免疫細胞の働きを弱くしてしまいます。

すると、さまざまな病気にかかりやすくなってしまうのです。

よいストレスと悪いストレスですが、感じ方は人によって個人差があります。

たとえば、課題の締め切り。

目標と考えて頑張ることができる人もいれば、迫りくるものとして苦しむ人もいます。

ストレスをなくすために力を使うのではなく、悪いストレスをいかにしてよいストレスに変えるかが、大切になります。

ストレスによって体調を崩さないようにするには、心のサインを見逃さないようにしてみてください。

軽い疲れのときに、ストレスを解消するようにするといいでしょう。

なかなか消えない不安やいつもと違う感覚があるときは注意が必要です。

また、忙しくかったりしてなかなか眠れないというのも悪いストレスが充満しているかもしれません。

ストレスで体調を崩しやすい方は、責任感が強く完璧主義な方が多い傾向にあります。

また、先々のことをあれこれ心配しすぎる方も心が落ち着かないので注意が必要です。

なんだか心がざわつくようなことを感じたら、リラックスできる方法を探してみましょう。

なかなか思いつかない人は、目をつぶって深呼吸を数分ほどしてみてください。

お風呂にゆっくり入ったり、散歩したりするのもいいですよ。

リラックスして心地よい眠りができるように心がけてくださいね。