心休堂の牟田です。
ストレスを感じると、交感神経が活発になり、アドレナリンやステロイドホルモンなどが、脳から大量に分泌されます。
これらの物質は、免疫系の担当者であるNK細胞といわれるものの働きを、低下させてしまうのです。
このNK細胞というのは、ウィルスに感染した細胞を排除したり、細胞がガン化しないよう防いでくれたりします。
つまり、このNK細胞というのは、免疫機能になくてはならない存在なのです。
強いストレスをを受け続けると、このNK細胞の働きは低下してしまいます。
すると免疫力が低下し、かぜをひきやすくなったり、以前お伝えした帯状疱疹を発病したりと、様々な病気を引き起こすことになります。
鍼灸と免疫系の研究で、鍼灸刺激によりNK細胞の数が増加するという報告があります。
ストレスを軽減させることに、鍼灸は効果があるといえるでしょう。
ストレスの無い世界は存在しないと思います。また、ストレスを感じない人もいないでしょう。
ストレスを感じていないと思われる方は、うまくストレスを発散させる方法や考え方を身に付けておられるのだと思います。
ストレスを発散させる方法は、人それぞれです。
ストレスを感じて仕方がないという方は、鍼灸の施術でストレスを軽減させませんか?