今年も終わりが見え始め、クリスマスや忘年会など楽しいイベントが多い時期。
でも、いつもの12月とは違って、いろいろと我慢が必要で、ストレスを感じておられることでしょう。
ストレスは精神力だけで乗り越えることができるような問題ではありません。
日ごろの健康管理が大きなカギとなります。
ストレスというものは、本来外からの刺激を表すものですが、一般的には心理的な負担と理解されています。
ストレスは長い期間にわたって、体にいろいろな影響を与えるので、対応するためには食事が大切です。
ストレスを受けているときは、体のエネルギーが不足すると、抵抗する力が弱くなり、悪影響を受けてしまいます。
食事はバランスよく摂ることが重要です。
ストレスを受けているときに、特に必要となる栄養素がビタミンCです。
ビタミンCは通常なら一日100mgほど摂取することが望ましいのですが、ストレスにを受けているときは、不足することがあります。
だから、果物やイモ類・野菜を積極的に摂取するように心がけてください。
もし、あなたが喫煙者であれば、通常だと倍の200mgのビタミンCが一日に必要となります。
また、ストレスを受けると副腎皮質から糖質コルチコイドがたくさん分泌され、タンパク質を分解が促進されます。
そのためタンパク質不足にならないよう、積極的に摂取するようにすることも大切です。
食事がストレスに対応するために重要ですが、ストレスに強い体を手に入れるには、運動も欠かせません。
有酸素運動を行うと、ストレスを受けたときの血圧や心拍の上昇を抑えることができ、体への負担を軽くしてくれることにつながりますよ。
食生活と適度な運動を行いストレスに負けない体を手に入れて、新しい年を迎える準備をしましょう。