手軽な熱中症の予防法

長い雨で少し暑さは和らいでいたましたが、まだまだ暑い日が続きそうですね。

これからも熱中症への注意もしておいたほうがよいでしょう。

暑くなると汗をかいて、汗が蒸発するときに体の熱を逃して体温の調節をします。

ところが、汗をかきすぎると体内の水分が過剰に失われて、体温の調節がうまくできず、熱を逃すことができなくなります。

この状態が熱中症で、めまいや頭痛、筋肉のけいれん、体のだるさなど、いろいろな症状も起きるのです。

だから、水分を補給して、熱中症を予防される方は多いですよね。

水分といってもコーヒーなどのカフェインが入った飲み物は、利尿作用が高いため、水分補給には向いていません。

もちろん、アルコールは論外です(笑)

水分補給には水や麦茶が適しています。

水分補給以外にも簡単にできる予防法を、ご紹介しますね。

それは、「手を洗う」こと。

手のひらには、動脈と静脈をつなぐ血管があります。

この血管を冷やすことで、体温の上昇を抑えることができるんですよ。

今は感染症対策で手を洗う機会が多いと思います。

だから、手を洗うときに、ひじまで水を長めにかけてあげると、熱中症予防と同時に完成症対策にいいですよね。

手を洗う以外には、自販機などの冷えたペットボトルを握るのも効果的です。

ただ、手のひらを冷やすと体温の上昇が抑えられるからといって、冷たすぎると血管は閉じてしまうので、熱を逃がしにくくなり逆効果となります。

また、霧吹きで水を皮膚に吹きかけると、水が蒸発する際に体温を下げてくれます。

高齢の方やあまり汗をかかないという方にはおすすめできる予防法です。

まだまだ、暑い日が続きそうなので、熱中症にも気を付けて、残りの夏をお過ごしくださいね。