新たな感染者が100人以上になるというニュースがありますね。
ニュースのコメント欄をサラッと読んでいると不安な気持ちがたくさん書き込まれています。
もう、何を信じればいいのか分からないという状況でしょうか。
7月になりあらためてこの半年を振り返ると、経験したことのない大きな不安で、ストレスにさらされていたなと思います。
あなたは、不安による疲れが限界まで蓄積され、あふれ出してしまいそうになっていませんか?
不安な気持ちは、生きるために何か行動しようとするためのメッセージだと考えられます。
何か予測がつかないことが起きると、安心していれば危険な状況になるかもしれません。
でも、不安を感じると、逃げる・隠れるといった生き残るための行動を考え、危険を回避しようとします。
だから、不安というものは生き残るための重要な感覚なんです。
今のように何が起こるのか予測がつかないときは、不安材料を見逃すと危険にさらされる。
そう考えると、不安な気持ちがあると、より不安になる情報へアンテナが向けられてしまいます。
今は気軽にたくさんの情報を得ることができる時代です。
不安を感じたら、よりネガティブな情報を取り込み、ますます不安になってしまいます。
不安という感情は、生きるための感情ですが、ものすごい力を持っている感情でもあります。
不安によって人が乗っ取られることも起こります。
SNSを見渡すと、安心材料より不安要素のほうが圧倒的に伝わりやすいですよね。
だから、不安でどうしようもなくなったら、反対の情報がないかを探してみましょう。
生き残るために不安な情報を集めるのだと理解したうえで、あえて別の情報もしっかり取り込むようにしてみてください。
そして、誰かと一緒に考えてみてください。
ひとりで考えると、違った方向へ考えが進むと修正しにくくなります。
また、考えてもどうにもならないなというときは、一旦考えるのをやめて違うことをしてみてください。
もし、不安で疲れたという方は、いつでも気軽にお越しください。
鍼やお灸で疲れた体を癒してあげると、不安な気持ちも落ち着き、違う考えもできるようになってくることでしょう。