活発に活動していない安静時にも、人はエネルギーを消費しています。
これは基礎代謝といって、約二割ほどの筋肉が担っています。
運動をしていないと、筋肉の量は自然と減ってきます。
すると基礎代謝が落ちてきます。
筋肉が落ちても、同じ量の食生活をしていると、消費されないものは脂肪として体に蓄えられます。
筋肉の量が減って、肥満状態にになると、サルコペニア肥満となるのです。
サルコペニアというのは、サルコは筋肉、ペニアは減少という意味です。
サルコペニア肥満というのは、筋肉が減少した肥満ということになります。
筋肉が減ると体を動かしにくくなり、さらに筋肉の量を減らしてしまうという悪循環になります。
そして、肥満なると脳血管疾患や心疾患を発症するリスクが高まります。
想像するととても恐ろしくなりますよね。
サルコペニア肥満を予防したり、改善したりするには、適度な筋力トレーニングと有酸素運動です。
がっかりしましたか?
筋肉の減少を防いだり肥満にならないようにするには、特別な薬やサプリメントではなく、適度な運動が不可欠なんですよ。
暑さも和らぎ始めたので、軽い運動をしてみてください。
そして、運動をして疲れたら、ぜひ鍼灸を体験してみてくださいね。