高いところにあるものを取ったり、ドライヤーで髪を乾かそうとしたり、何気ない日常の動作で、肩に激痛が走ることがあります。
このような状態を、五十肩または四十肩といわれます。
五十肩の経験者から、放置していたらそのうち治るなどと聞くかもしれません。
ところが放置していると、痛みは消えるのですが、肩周りの関節がどんどん硬くなってしまうのです。
五十肩を発症させると、痛みを抑えながら、しっかり動かしてあげることが大切です。
ただ、完全に治りきるまでには、時間が必要です。
でも、日ごろ簡単な体操を習慣にすることで、五十肩は予防できるんですよ。
では、簡単な体操をご紹介します。
まず、椅子の背もたれに、両手を置き、足は肩幅に開きます。
そして、顔を下に向け、背中を丸めます。
続いて、顔を正面にあげ、背中を反らせ、10秒ほどキープしてください。
このとき、わきの下や肩甲骨の周辺が伸びてるのを感じてください。
これを5回ほど繰り返してください。
肩こりがあると、五十肩になる可能性はあります。
また、鍼灸で肩周りの血行をよくしてあげることも、五十肩の予防になりますよ。
ぜひ、鍼灸もお試しくださいね。