五十肩の急性期 の1~2ヶ月が過ぎると慢性期に入ります。この期間は、急性期よりは痛みは減るのですが、関節包という関節を覆っているものが縮み硬くなってきます。そのため動かしにくくなり、日常生活でも不便になります。
この慢性期というのは何もしなければ、だいたい5~6ヶ月ほど続きます。この期間は、運動をして肩関節の動きを広げてあげることが大切です。
少し痛いかもというところまでは、ゆっくり動かしてあげます。しかし、日常生活においては、痛みを感じない範囲で動かします。
急性期から慢性期は何もしなければ、6~8ヶ月ほど続き、鍼灸治療を週に1~2回してあげると、1~2週間ほどで慢性期の状態にまでなります。
1、2度の治療で完全回復とまではいきませんが、鍼灸治療を併用することで治るペースはかなり早くなりますので、恐れずに試して欲しいと思います。