緊急事態宣言が発令以降、おかげさまで特に問題もなくここまできております。
ご来院くださる方々も、できることをしながら、感染予防に努めてくださっているようです。
初めてご来院くださる方は、お手数をおかけしますが、まずは事前にご予約をしていただき、体温を確認して、マスクを着用のうえご来院くださいますようお願いいたします。
陽性率など発表されているものをみていると、減少傾向のように思いますが、完全に消滅したわけではありません。
当院もできるだけ予防に努めてまいりますので、お手数をおかけしますが、どうかご理解のほどよろしくお願いします。
そして、ご来院くださる方々には、微力ではありますが、引き続き感染予防を務めながら、免疫力をあげるためのツボにも鍼やお灸をさせていただきます。
まだまだ、コロナ禍は落ち着かないようなので、冷静な気持ちで出来ることをしていきたいと思います。
様々なイベントがなくなり、月日の感じ方が例年とは全く異なるのですが、院内では、会社員時代の同期から10周年のお祝いで送ってくれた胡蝶蘭が、今年も花を咲かせてくれました。
花が終わると廃棄されるかもしれませんが、葉っぱが青々としていて、花は終わったけど、生きているんだなと思うと処分できませんでした。
特に何かをするわけでもありませんが、次の年も花が咲き、3年連続で花を咲かせてくれました。
まだ蕾があるので、これからも花を咲かせてくれるのかなと楽しみにしています。
さて、腰痛でお困りの方が多いのですが、新型コロナの影響でテレワークとなり、腰痛に悩まされるようになったという方がおられるかもしれません。
テレワークではなくとも、激務になったり、自粛によるストレスで腰が辛いという方もおられるでしょう。
他県にいる知人も腰痛が悪化して、ぎっくり腰になったという話を聞きました。
近くにいれば、ぎっくり腰の施術して楽になっていただきたいのですが、そうもいきません。
動きやすくなるような体操をお伝えしたら、楽になり座ることができたので、オンライン飲み会に参加でき楽しかったと連絡をいただきました。
テレワークだったり、自粛でスマホを見たりしていると、前かがみの姿勢で猫背気味になりがちです。
この姿勢が腰痛を招いてしまうのです。
背骨の腰の辺りは腰椎(ようつい)と名づけられており、1番から5番まであります。
そのうち4番と5番が負荷がかかりやすい場所です。
何気なしに前にかがむだけで200kgほどのものが、のってるくらいの負荷がかかっているといわれています。
これだけ負荷がかかっているなら、猫背でパソコンに向かって仕事をしたり、スマホを見たりしていると、腰はかなりの激務に耐えているということになります。
このような負荷に腰が耐えている間に起きる炎症や血行不良が、腰痛の原因のひとつと考えることができるでしょう。
腰痛が悪化してぎっくり腰にならないよう予防するための、簡単な体操をご紹介します。
まず、足のつま先を平行にして、肩幅より少し足を広げて立ちます。
次に、お尻より少し上のほうを、指が下向きになるように両手を当てます。
そして、胸を開いて骨盤をゆっくり息を吐きながら押し込んで、3秒ほどキープして、ゆっくり元に戻します。
骨盤を押し込んでいるときは、あごは軽く引いて、膝は曲げないようにしてください。
慢性的に腰痛を感じている方は、1日に10回ほど、腰痛予防のためには1~2回ほどを目安に行ってみてください。
もし、腰を反らしたとき、太ももやふくらはぎに痛みやしびれを感じるときは、この体操を中止して、まずは早めに医療機関を受診してくださいね。