今年は記録的な暖冬だといわれているようですが、それでも冬。
冷え症の方は、いろいろと冷え対策をされていることでしょう。
冷え症の自覚があり、冷え対策をされているならいいのですが、時には自分が冷えているという実感のない方がおられます。
以下の項目で7つ以上あれば、冷え症だといえるでしょう。
いかがだったでしょか?
さて、冷え症の方に冷えを改善していくための対策をご紹介します。
まず、寒さ対策に防寒は欠かせませんが、必要以上に厚着をすると、汗をかいてしまうので、体温を下げてしまいます。
体温が下がると、体を冷やしてしまうので、厚着をするなら、こまめに脱いで汗をできるだけかかないよう調整してください。
寒くてカイロを貼る方もおられるでしょう。
カイロを貼る場所を、血行を良くしてくれる場所にすると、冷えを改善してくれます。
血液は循環することで、熱を体の隅々にまで運んでくれます。
ところが、肩や腰などにコリがあると、血液の循環が悪くなり、手足の先に熱が届けることができなくなります。
手足の冷えが強い方は背中や腰、お腹の冷えがある方は、おへその下あたりにカイロを貼ってみてください。
寝るときは、電気毛布などで汗をかくくらい暖かくする習慣があると、熱を放散しやすい体になります。
寝る前に布団を温めるようにして、寝ている間は控えるようにするほうが、冷え改善につながります。
靴下をはいて寝る方もおられるでしょう。
そんな方は、足首を締め付けすぎないっように、緩い感じの靴下をはくように、そして2枚重ねずにしてください。
冷え症改善のツボをご紹介します。
曲池(きょくち)・・・肘を曲げたときにできる親指側のくぼみの端
血海(けっかい)・・・膝のお皿の内側から、手の指3本分上
このようなツボを指圧してあげると、冷え症の症状が徐々に緩和してきます。
ただし、あくまでも補助的に使うツボなので、体質改善を考えるなら、それぞれ体質に合ったツボも使うことが大切です。
そんな方のために鍼灸施術は、お力になることができます。
冷え症でお悩みの方は、ぜひ一度鍼灸もお試しください。