湯船に浸かるというのは、血行をよくして、入眠を助けてくれます。
寝るときには、リラックスするために副交感神経が働いてくれるのですが、寒いと体が緊張して交感神経が活発になります。
すると、寝つきが悪くなってしまうのです。
お風呂に入ると、深部体温が一時的に上がります。
そして、温まったからだから放熱され深部体温が急降下し、副交感神経が活発になって体がリラックスして眠気がやってきます。
ただ、寝る直前にお風呂に入ると、交感神経が活発な状態になるため、寝る1時間ほど前までに入っておくほうがよいですよ。
また、深部体温を上げるためにと、5分も湯船に浸かれないようなお湯は、熱すぎてよくありません。
お湯の温度は個人差があるので、目安として、体の芯から温まれる感じがよいですよ。
温かいシャワーでも血流はよくなるのですが、ほどよい温度のお湯に浸かるほうが、血管をより拡張させ、全身の血流がよくなります。
そして、湯船につかることで、水圧がかかりマッサージの効果も期待できます。
水圧がかかっているじょうたいで、軽く体をひねったり体を動かしてあげることで、さらに血流をよくさせることができます。
ぜひ、寒いこの時期は湯船に浸かって、しっかりと睡眠をとりましょう。