筋肉をほぐしていい睡眠を

「力抜いてね」

「えっ、力抜いてるつもりだけど・・・」

こんなことありませんか?

そんな方は、今自分が緊張状態にあるということを、自覚していないかもしれません。

また、つい力が入ってしまうなんてことも聞くことがあります。

力が入っているということは、肉体的に緊張状態だったり、精神的に緊張したりしているのです。

緊張状態が続くと、良質な睡眠が難しくなるのです。

筋肉をほぐしていい睡眠を

睡眠というのは、体の疲労を回復させるために重要なものです。

しかし、緊張状態だと寝つきが悪かったり、たくさん寝たのに疲れが取れなかったりと、質の高い睡眠を取ることができません。

緊張状態をとくためには、外から何らかの刺激を与えて、筋肉を緩めてあげることが効果的です。

外からの刺激というと、マッサージなど誰かにしてもらうことを想像されるかもしれません。

でも、ちょっと慣れる必要はありますが、自分でもできる方法があるんですよ。

まず、両肩にぎゅーっと力を入れ肩を引き上げ、10秒ほどキープします。

次に、一気に脱力して筋肉を緩めます。

そして、肩の筋肉が緩んでる状態を、10~20秒ほどリラックスして感じてください。

このように気になる場所を、緊張させ、脱力し、弛緩した状態を感じることで、筋肉を緩めることができます。

筋肉を緊張させるときは、7割程度の力加減で、緊張と弛緩の差を感じるということが大切です。

コツをつかめば、いつでも手軽にできるので、こまめにしてあげると、良質な睡眠につながりますよ。

外からの刺激ということは、もちろん鍼灸も当てはまります。

鍼灸を受けたらよく眠れたなんてこともよく言われます。

なかなか自分ではうまくいかないという方は、ぜひ鍼灸を試してみてくださいね。