冷えがよくないのは何故?

201007103

冷えた状態が続くと、体の機能を低下させ、緊張状態となってしまいます。すると、交感神経が活発な状態となります。

体を温めると、副交感神経が働いている状態になります。

交感神経が活発になると白血球中の顆粒球が増え、副交感神経が働くとリンパ球が増えます。

現代の人は交感神経緊張タイプの方が多いので、リンパ球の数が少ない状態だといえます。

そんな中体を冷やしてしまうと、ますます交感神経が活発になってしまいます。すると、白血球の成分バランスはくずれ、免疫力の低下を招いてしまいます。

だから、冷えはよくないのです。

体を温めるというのは、自律神経のバランスを整え、免疫力が高まり、病気を治そうとする力、病気になりにくい体となるのです。

暑い夏はどうしても冷房や冷たい飲み物、食べ物といったもので、体を冷やしてしまう傾向にあります。

決して冷たいものを食べたり、飲んだり、冷房をつけるな!ということではありません。

ただ、冷やす傾向にあるから、お風呂にしっかりつかったり、時には常温のお茶とかも飲むようにコントロールすることが大切なのです。