心休堂の牟田です。
顔面神経麻痺でも抹消性のものは鍼灸を併用されると治りが早くなります。
症状としては、男女、年齢に関係なく、多くの場合、突然片方の顔面の筋肉の運動麻痺がおこります。
その結果、額にしわを寄せられなかったり、眼を閉じられなかったり、口角が垂れ下がったり、口を尖とがらせて口笛がふけなくなったり、口角からよだれが垂れるなどといった症状が起こります。
そして、麻痺している方の耳が過敏になり、音が大きく響くように感じることがあります。
また、麻痺している方の舌の味覚障害を伴うことがあります。
さらに、眼が閉じにくくなるので、眼を涙で潤うるおすことがでなくなり、角膜が乾燥しやすくなります。
比較的予後はよいのですが、まれに顔面麻痺が残ることがあります。
鍼灸治療が早くなればなるほど、経過がよくなるものですから、ぜひ早期に受診してくださいね。