顔面神経麻痺

心休堂の牟田です。

顔面神経の麻痺には末梢性の麻痺と中枢性の麻痺があります。

鍼灸で治る可能性があるのはは末梢性の麻痺です。

抹消性の麻痺は、多くの場合顔の半分の運動が麻痺してしまいます。麻痺している方の額にシワを寄せることができず、口角は下がり麻痺していない方に引っ張られてしまいます。

原因としては外傷やウィルス感染のほか何が原因で起こっているのか不明のものもあります。

抹消性の顔面神経麻痺は自然に治ることも多いようですが、病状の程度によって予後は違います。出来るだけ早く治療を開始することが大切です。

中枢性の麻痺は、顔面の下半分が麻痺を起こしてしまい、麻痺側の額にシワを寄せることができます。

原因としては脳血管の障害や脳腫瘍などが考えられます。

病院で抹消性の顔面神経麻痺だと診断されたら、同時に鍼灸も試してみてくださいね。