頭痛はどうして起こるのか?

心休堂の牟田です。

なんだか秋らしい感じがしない秋ですが、いかがお過ごしでしょうか?これだけ暖かい日が続くと急激に冷えたときに体調を崩してしまいそうなので、お気をつけください。

さて、今回も頭痛のお話です。

東洋医学では、風や寒さ、暑さ、湿気などの外部からの刺激と体に弱点によって頭痛が起こると考えられてます。

いくら外部から強い刺激があっても、体がしっかりしていれば頭痛は起こりません。

頭痛でお悩みの方は、体に弱点があり外部からの刺激を受けてしまっているのです。

体に弱点があると、外部からの刺激を受け、経絡という体中にあるネットワークが阻害され、気血というエネルギーがうまく頭まで循環できなくなってしまい頭痛が起こってしまうのです。

場合によっては、体に弱点があると外部からの刺激がなくとも気血の流れが悪くなり、頭にうまく栄養が補給されず頭痛となってしまいます。

頭痛薬は単純に痛みの信号を強制的に止めているだけで、根本的な原因解決をしてくれてないのです。

頭痛を治すためには原因となる体の弱点を治さなければ再発してしまいます。

鍼灸治療は鍼やお灸で刺激を与えることで、障害のある経絡の通りをよくして痛みを止めます。原因となる問題が軽ければ2,3回、時には1回の治療でも完治するのですが、根が深いものであれば、根気よく治療をしなければ改善させることができません。

頭痛でお悩みのあなた!痛み止めでごまかさずしっかりと治療して痛みのない生活をしませんか?