座るほうが腰に負担がかかります

意外と座っているときのほうが、腰に負担がかかっているものです。

立っている姿勢で腰椎に負担がかかるのを1とすれば、座っているときに腰に負担がかかるのは、1.4倍にもなるといわれています。

しかも、正しい座り方をしているときの話で、姿勢の悪い座り方をすると、2.7倍ほどの負担がかかるともいわれています。

腰痛や坐骨神経痛を防ぐには、座り方がとても大切になるということになります。

腰に負担をかけない座り方は、背もたれに寄りかかって体重を預けないようにしてください。

あごは軽く引いて、下腹部を引き締めるようにします。

膝は90度にして、足の裏は地面につけるように心がけてください。

この座り方がきつく感じるときは、日頃からそれだけ腰を支える筋肉が使われていないということです。

徐々に練習して座れるようにすると、腰痛や坐骨神経痛を防ぐことができるようになります。

もちろん、いい姿勢で座っていても、長時間同じ姿勢だと、腰に負担はかかります。

長くても1時間に1度は立ち上がって、歩いたり、軽いストレッチをしたりしてくださいね。

鍼灸は、腰痛や坐骨神経痛を緩和させてくれる効果があります。

腰痛や坐骨神経痛でお悩みの方は、鍼灸で痛みを緩和させてから、座り方の練習をしてみてくださいね。