ぎっくり腰が起こった瞬間は息が出来なくなったり、動くことが出来なくなるくらい強い痛みとなります。
ぎっくり腰は急激な痛みで、ご家族の方に支えられてご来院される方もおられます。
ぎっくり腰は疲れきった腰部の筋肉や靭帯が急激な動作などで損傷し、腰椎捻挫や筋・筋膜性腰痛が激しくなったものです。
慢性的な腰痛や疲労、寒さや冷え、運動不足が原因と考えられます。
ぎっくり腰は損傷した組織を修復するために炎症を起こしています。
ですから、足のしびれなどがなくて、背中を丸めた姿勢が楽なら、まずはその姿勢で横になり安静にすることが大切です。
そして、10~20分ほど氷嚢などで冷却します。あまり冷たすぎるときはタオルなどの上から冷やしてあげます。
動けないくらいの痛みがあるときは、お風呂はひかえるほうがよいでしょう。
そして、できるだけ早く鍼灸の施術を受けましょう。ぎっくり腰の痛みの緩和は鍼灸の得意分野です!
中途半端に放置しておくと痛みの記憶が深層の筋肉に残り、ぎっくり腰を繰り返したり慢性的な腰痛から抜け出せなくなったり、坐骨神経痛などを引き起こす場合があります。