中医学では気といっても様々な種類があるので、気の種類をご紹介します。
元(原)気(げんき)・・・すべてのエネルギーのもとになります。
衛気(えき)・・・飲食物の栄養分から作られ、皮膚や筋・骨の間を巡回し、外部から病気の原因となるものの進入を守ってくれます。
栄(営)気(えいき)・・・飲食物の栄養分から作られ、経脈(けいみゃく)という体の中のエネルギーの通る道を通って、体内に栄養を送り込んでくれます。
宗気(そうき)・・・肺 で、先天の気という親からもらったエネルギーと後天の気という飲食物から作られるエネルギーとで作られます。
真気(しんき)・・・先天の気と後天の気から作られ、体の正常な活動を支えてくれます。
臓気(ぞうき)・・・五臓の栄養と働きを管理します。
胃気(いき)・・・体全体を流れる後天の気です。
よく気と一言でいわれますが、中医学の世界ではこんなにも気の種類があります。