舌が全体に赤い感じのときは、体に熱がこもっていて、水分が足りない状態です。
特に舌先の赤みが濃い場合は体のエネルギーが過剰であり、コケが少ないか全く無い状態なら体が衰弱している状態です。
舌が白っぽい状態は、血液が不足して貧血の傾向にあります。疲れやすかったり、立ちくらみや動悸、息切れなどの症状があらわれることがあります。
また、体が冷えているときも、血の循環が悪くなるので、白っぽくなります。虚弱体質の方によくみられます。
舌が紫色っぽいときは、血液が汚れていたり、水分不足だったり、血液の粘度が高くて血行が悪くなっている状態です。
舌に紫色の点々や斑点のようなものがあれば、どこかで血管が詰まって血行が悪くなっているかもしれません。
軽度のつまり具合だと点々ですが、それが重症度が増すごとに、斑点になりやがて舌全体が紫色になっていきます。