心休堂の牟田です。
「体硬いです!」と自覚されている方はたくさんおられることと思います。でも、日常生活には問題ありませんよね?だから、多くの方は体が硬くても放置してしまうのです。
では、体が硬いとどうなるのでしょうか?
体が硬いと筋肉に新鮮な血液が届きにくくなり、慢性的な疲労感や内臓の不調、自律神経の乱れにつながっていきます。また、高齢になればちょっとしたことでバランスを崩して転倒して怪我をしてしまうことも。
その硬さを解消するために、ストレッチをしてあげるととてもよいのです。
そして、ストレッチで大切なことは、ゆっくり時間をかけて、筋肉に伸びてもらうように行うことです。
痛みを我慢してすると柔らかくなるというわけではありません。筋肉が頑張って緊張し続けてきたところに、痛みを感じるほどのストレッチを行うと、痛みでさらに緊張させてしまうことになるのです。
伸びる心地よさを感じることが大切です。ストレッチをしっかり行うと、どこの筋肉が緊張しているのかが分かってくることでしょう。リラックスしてゆっくり行うことで、緊張していた筋肉がゆるくなっていきます。
「ストレッチ=つらい、痛い」という概念は捨てて、心地よいストレッチを日常生活に取り入れてくださいね。
鍼やお灸をすると血行がよくなって、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。経験されたことがない方は、ぜひ一度体験してみて下さい!