間違ったストレッチは体を痛めます

体の柔軟性を高めるには、ストレッチが効果的です。

体が硬い方は、なんとなく体操選手やヨガの先生のように、ピタッと前屈する姿にあこがれるかもしれません。

そして、ストレッチをしたらできるようになると聞いて、無理してしまう方がおられることでしょう。

痛みを我慢しながらヨガをしていたら、痛みが悪化したという話を聞くこともあります。

ヨガやストレッチは柔軟性を高めてくれるものですが、無理に伸ばすと体を痛めることになります。

筋肉の柔軟性を高めるには、ストレッチ感が必要ですが、無理やり伸ばすと、筋肉を痛めます。

では、どれくらいの強度でストレッチをすればいいのでしょうか。

ストレッチを効果的に行うには、笑っていられるくらいの痛みです。

顔をしかめるほどの痛みは、ストレッチには適していません。

そして、ストレッチをしているときは、同じ姿勢でキープする時間は、長くても20秒ほどにしてください。

あまり、長い間伸ばしていると、ストレッチをしている場所を痛めることになります。

また、寝起きにいきなりストレッチをきつくしたり、筋肉痛がひどいときにストレッチをすることも、体を痛めつけることにつながります。

軽い筋肉痛の時は、ストレッチをしてあげると、血行がよくなり筋肉の内圧を下げてくれます。

筋肉痛が激しい時は、損傷した個所の回復を邪魔してしまうことがあるので、ストレッチは軽くするか控えるようにしてくださいね。