心休堂の牟田です。
帯状疱疹になると、完全に治るまでは患部は決して冷やさないでください。
患部を冷やすと、神経に栄養を送る血管へ酸素が十分に行きわたらなくなります。
すると、神経が徐々に破壊されてしまうのです。
高齢になれば、さらに神経が破壊されやすくなるので、注意が必要です。
また、冷やすことで血管が収縮されるので、痛みを引き起こす物質が増えてしまいます。
帯状疱疹は、ウィルスによって壊された神経を再生することで改善されます。
そのため、温めて血液の循環をよくしてあげることが大切なのです。
温めて清潔にするということは、お風呂が一番!
帯状疱疹の方は、お風呂は控えたほうがいいと思われやすいですが、実はとてもいいんです。
お風呂に入って温まると、痛みが徐々に緩和されてきます。
また、お風呂に入って痛みが緩和されると、リラックスできるだけでなく、帯状疱疹後神経痛という後遺症を減らすことにもつながります。
帯状疱疹の患部を洗うときは、ゴシゴシこするのではなく、ボディーシャンプーなどを手につけて、優しく洗ってあげてください。
お風呂以外にもお灸で温めてあげると、痛みを忘れる時間ができます。
すると帯状疱疹後神経痛を予防することになりますので、ぜひ体験してみて下さい。