6月も終り、今日から7月。2010年も半分が終わったんですね。月日が経つのは早いものですね。
中医学は自然と人の関係を大変重要に考えています。
人が成長して生きていったり病気になったり、あらゆることは自然の影響を受けてるのです。
自然の変化を無視した生活は、体の調子を悪くさせてしまいます。
また、自然界を大宇宙、人を小宇宙とみなす考え方もあります。
たとえば、自然の風は揺らしたり、動くという性質があります。
めまいやけいれんといった症状は動揺をともなうので、体の中で風が調子を悪くさせる、といった独特なとらえ方をします。
このように、気候の変化や生活環境を考えながら治療していくのが、中医学なのです。