心休堂の牟田です。
日々マラソンのトレーニングしている姿をみかけますね。
ということで、ランナーズハイについてのお話です。
走り出してしばらくすると、スーッと楽な状態になります。
これはランナーズハイではありません。
走り始めは、体が適応しておらず、酸素が十分取り入れることができていません。
それが徐々に体が適応してくると、必要な酸素と摂取する酸素のバランスがとれるようになります。
すると、体が楽になったと感じるのです。
これは「セカンドウィンド」といわれるものです。
では、ランナーズハイのお話です。
ランナーズハイは、極限まで追い込んだ状態で走り続けないと、おとずれないものです。
限界に近い状態で走り続けるのは、苦痛以外なにものでもないですよね。
ところが、脳には苦痛を和らげる物質が分泌さるのです。
このとき感じる爽快感のようなものが、ランナーズハイといわれています。
アスリートでも多くの人が経験するわけではないようです。
苦痛を和らげる物質は「脳内麻薬の一種」で、何度も経験すると中毒になります。
禁断症状のようなものが現れ、体調が悪いのに走ったり、走らなければ罪悪感を感じたりするのです。
マラソンが好きな方の多くは、「セカンドウィンド」を味わいたくて走っているのかもしれませんね。