心休堂の牟田です。
人の体は、外からの刺激を受けて痛み感じたり、何かの原因で細胞が壊れてしまうと、回復させるための働きかけをしてくれます。
痛みなどの変化を感じると、脳に伝えると同時に、栄養分を取り入れるために、血行をよくしてくれます。
美容鍼灸は、この作用を利用しています。
鍼を刺すことで、異物が侵入したと判断し、それを除去しようと体が反応します。
すると血行がよくなり、肌のくすみが改善し艶やかになります。
そして肌の新陳代謝が促進され、肌理を整えることが期待できます。
また、肌の表皮が入れ替わるサイクルは28日ほど。そこから2週間ほどで角質が剥がれます。
およそ6週間ほどかけて入れ替わることになります。
ところが、紫外線などでダメージを受けた真皮層は回復するのに4~6年ほどかかるといわれます。
回復されるまでに年を重ねてしまうことになります。
そして40代になればコラーゲンが産生されにくくなり、たるみが生じやすくなります。
ところが、人の体は感染することなく鋭く切れた肌は、痕を残さず治りやすいという再生能力があります。
美容鍼灸は、まさにこの仕組みを利用したものなんです。
美容鍼灸の鍼は、無菌状態で保存された非常に細い鍼を施術前に開封します。
それを肌に刺すことで、目には見えない小さな傷を作ります。
その傷を修復する過程で、コラーゲンなどの産生を促進してくれ、これが肌のハリになると考えられます。
肌の血行をよくしてハリをよくするために、美容鍼灸を試してみませんか?