心休堂の牟田です。
様々なCMで花粉症の薬を見かけるようになったり、メディアでは花粉症対策が話題となったりし始めましたね。
特に今年は花粉の量が多くなるようなことも言われております。
東洋医学では、病気になる原因を外因といい、そしてそれを受け入れる弱った状態を内因といいます。
この外因と内因があってはじめて人は病気になるというのが東洋医学の考えなのです。
花粉症を例にすると、花粉が外因となり、肺 や脾 など弱くなっているところが内因となります。
つまり、体のどこかが弱っている状態だと花粉症になってしまう恐れがあるということです。ですから、今までは花粉症に悩んだことがなかったのに急に花粉症になってしまうというようなことが起こるのです。
もちろん、花粉症だけでなく様々な病気に対して同じことが考えられます。
東洋医学の「未病を治す」というのは、まだ発症していない病気を未然に防ぐという予防医学なのです。
花粉をブロックすることだけでなく、体の弱っている場所を東洋医学で改善してみませんか?